2007年8月8日水曜日

中川翔子FAN

中川 翔子(なかがわ しょうこ、1985年5月5日 - )は日本の女性アイドル、マルチタレント(女優、声優、イラストレーター、歌手、ブロガー)。父はミュージシャン・俳優の中川勝彦。東京都出身。身長155cm、血液型A型。

年齢は自称 16歳74ヶ月(2007年7月時点)←これは、デビューした時の年齢(16歳)からの年齢である。

ワタナベエンターテインメント所属。愛称は「しょこたん」(「王様のブランチ」で共演した金田美香にはブログ上で「ショコタス」と呼ばれている)。戸籍上の本名は中川しようこ(「しょうこ」ではない。経緯は後述。通名:薔子)。左利き。

憧れの人はブルース・リー。アイドルとしては松田聖子、キャラクターではベジータ、トランクス、セフィロス、空条承太郎等をあげている。

漫画・アニメ好きで有名であるほか、プロボクシング観戦が趣味という。

来歴

* 1994年、9歳の時に父親の中川勝彦が白血病により死去。母親によって育てられる。
* 2001年、ポポロガールオーディションでグランプリを受賞し、デビュー。
* デビュー当初は、ジャッキー・チェン事務所に所属。
o 後にMUSIC ON! TVの『夢ヶ丘レジデンス』では、ゲストのミドリカワ書房にジャッキー・チェンの写真集を渡されたが、「ブルース・リーの敵と思っていた」など(『燃えよドラゴン』での事と思われるが、上記の事務所に所属していたことがあり、後述の通り本人とも面識があるので意味深ともとれる)と発言した。
* 2002年、ミス週刊少年マガジン2002に選ばれる。
* 2004年、フジテレビ系『考えるヒト』にスポット出演した際に卓越したイラスト力を見せつけ、2005年の序盤に番組をマイナーチェンジしたフジテレビ系『考えるヒトコマ』にレギュラー扱いで出演して出番を勝ち取った形となった。
* 2005年5月から1年弱にわたって、TBS系『王様のブランチ』にレギュラー出演。これがきっかけとなって一般的な知名度が上昇する。
* 2006年7月、シングル『Brilliant Dream』(ソニー・ミュージックレコーズ)でCDデビュー。オリコン初登場29位、初動6313枚。

人物

女優・漫画・歌・ブログなど多方面での活躍を見せていることから、単なるアイドルやタレントではなくマルチタレントと分類される。

アイドルにしては珍しくオタク方面に関する知識が深い。これは中川によると父の影響だという。中川勝彦は、当時5歳の翔子に「これを読まないと大人になれない」と言い、『ゲゲゲの鬼太郎』と楳図かずおの『赤んぼ少女』をいきなり全巻買って与えたりするような怪獣好きの人物だったというエピソードもある。父親の教育の賜物からか、特に詳しいのは昔のアニメ、1980年代アイドルソング、及びレトロゲームなど。

自身のブログである『しょこたん☆ぶろぐ』は圧倒的な人気を誇り、書籍化もされている。このブログでは普段の生活を報告している形になっている。圧倒的な人気を誇る理由としてはテレビやラジオでの親しみやすいキャラクターなども起因しているようである。

特撮では巨大ヒーロー作品よりスーパー戦隊シリーズのような等身大ヒーローに好きな作品が多く、中でも『未来戦隊タイムレンジャー』(テレビ朝日系)のタイムピンクことユウリを「ネ申」(神)と崇めており、当時後楽園ゆうえんちで行われていた戦隊ショーに徹夜で並んで最前列で見ていた過去を持つ。その他の戦隊シリーズでは鳥人戦隊ジェットマン、電子戦隊デンジマンを好んでおり、自身のブログでデンジレッドのコスプレを披露する事もある。自身でも戦隊シリーズの戦隊ヒロインのオーディションに4回挑戦するも全て落ちたことを2007年1月18日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で明かしたことがあり、現在は笑いのネタとして本人自らネタにすることが多い(なお、ゲストとしては2004年の『特捜戦隊デカレンジャー』第38話で出演を果たしており、また『地球戦隊ファイブマン』に子役で出演した事もある)。因みにタイムレンジャーがきっかけで好きな脚本家に小林靖子の名を挙げている。戦隊シリーズ以外ではメタルヒーローシリーズ、平成仮面ライダーシリーズを好んでおり、特に仮面ライダー響鬼を演じた細川茂樹を理想の男性像の一人として挙げている。先述の『ダウンタウンDX』ではその細川との共演が実現し、「『細川さん』という以上に『響鬼さま』なんです」と熱く語って細川を照れ笑いさせる一幕もあった。

同学年であり、自身と同じくアニメ・特撮・ゲーム・コスプレに造詣が深く、よく比較対象となる加藤夏希とは現在のところ公式な共演が確認されていない。しかし不仲というわけではなく、むしろ中川はブログにおいて加藤のファンである事を公言している(誕生日自体は中川が2か月半ほど早いが、キャリア的には加藤が先輩となる事と「仮面ライダーを演じた史上初の女優」と言うことに敬意を表してか「夏希様」と呼ぶほど。直近では2007年5月12日分など)。共演機会が無いのは(バラエティだと)一緒にすると二人で暴走しまくり収拾がつかなくなる可能性が高いからではないか、という説もある。

芸能方面では、ブルース・リーのファンでありカンフー映画に関する造詣も深い。母親と共に何度も香港を訪れたりもしている。広東語を習い覚えたがすぐにやめてしまい、ほとんど分からないがハッタリでプロフィールに書き続けていると番組内で告白した。しかしそれ以降も、2007年5月の TV番組などで「特技は広東語」と言い続けている。また自分用のトラックスーツ(13歳の頃に祖父にねだって購入してもらったのをきっかけに、現在は自身が購入したものも含めて4着所持している)や自作のヌンチャク(ピンクのファー付き)まで所有する。また、松田聖子の大ファンである。このほかSOUL'd OUTやモーニング娘。やカントリー娘。のファンとしても知られ、ライブの観覧経験もある。

特技は漫画とイラスト。父の勝彦も好きだった楳図かずおを崇拝し、本気で漫画家を目指していた。準レギュラー出演の『考えるヒトコマ』(フジテレビ)では楳図風の絵を描きその片鱗を見せている。また、楳図風以外に鳥山明風の絵柄もあり、双方の使い分け・組み合わせによるギャップで笑いを取る、というテクニックも見せる。その一部は2006年5月11日放送の『ダウンタウンDX』や同年11月4日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)でも公開され、出演者たちから高く評価された。

2007年現在、オフィシャルサイトで漫画『SHOCOTAN☆QUEST』を連載中。また芸能界入りした後も諦めずにイラストを描いていることを買われて、集英社『週刊少年ジャンプ』2006年13号から読者投稿コーナー「ジャンプ魂」のメンバー(投稿選考者)になっている。

そして2007年7月12日、松尾スズキ監修・太田出版発行の季刊誌「hon-nin」9月8日発売号より、「脳子の恋」の連載(6回予定)が開始されると発表される。現役アイドルの漫画家としての商業誌デビューは酒井法子に次いで2例目となる。

料理は苦手であり、2005年8月に出演した『愛のエプロン』(テレビ朝日系)のスペシャル版で、10年ぶりに立つキッチンで作ったロールキャベツは審査員を絶望させる出来であった。それがきっかけとなり、11月にも再度出演したが、ここで作ったシュークリームとコーヒーゼリーもやはり散々な出来で、ランキングもこの日のエプロンガールズの中で最下位となった。

アイドル研究にも熱心で、その対象は80年代から現代までと実に幅広い。なお、その手の話題になると「翔子もアイドルになりたい」と呟くことがある。

2006年6月頃には胃腸虚弱を告白しており、その件の際には深刻そうな表情やギャグめいた流れに本人自体が持っていくこともあった。

2006年11月25日の自身のブログにおいて、Wikipediaに関する話題に触れ、Wikipedia巡りを楽しんでいることを明らかにし、特に声優、アイドル、漫画家などのオタク系の記事の充実ぶりを高く評価した。また、Wikipedia・Wikiと称されるシステムは、個々の文書が高度に連携した文書群を作成しやすいという特徴があるが、この点に対しても関連人物から飛ぶとキリがないと発言し一定の理解を示している。なお「自分の項を無茶苦茶にしたい」とも冗談めかして語っている。

蝉の抜け殻の収集が趣味(集めた抜け殻は髪の毛にくっ付けて遊ぶという)であるとブログで公言したことから全国のファンより多くの蝉の抜け殻が送られてきたという。2007年2月24日放送の『未来創造堂』(日本テレビ系)ではそのコレクションの一部をスタジオに持ち込んだ。

2007年3月14日に関西地方で放送された『お笑いワイドショー マルコポロリ!』での占いコーナーで、「中川翔子は将来は恵まれた人と結婚して幸せになれる」と予言されていた。

2007年7月14日放送の『ドッカ~ン!』(TBS系)の「リヤカー先生」のコーナーで、不法投棄されたある雑誌の「小悪魔度チェック」というコーナーでは、小悪魔度が100%となった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』